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Rolls-Royce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

CAESAR COLLECTIONSHEADLINE

M.BENZ

  MAKER M.BENZ 
  MODEL 500 SE 
  YEAR 1990'
  EXTERIOR SMOKE-SILVER


(スモーク・シルバー)
  INTERIOR Anthracite-Gray Fabric

 
(アンスラサイト・グレイ ファブリック)
  PRICE \ ASK
  MILEAGE 46.094km
  AMMENITIES


ディーラー車 左ハンドル 3オーナー   





水冷V型 8気筒 4973cc 




4速フロアAT 




馬力 :252ps



最高速:230km





全長:502cm


全幅:182cm


全高:143cm



重量:1700kg


定員:5人





*装備:



パワステ、パワーウインド、Fパワーシート、クライメートエアコン、他







内外装機関共に超極上車! 



車検:2021年 9月13日


 
  COMMENT



メルセデス・ベンツ「500SE」






1979年フランクフルトのモーターショーでデビューした「W126」型、



メルセデスの地位を不動のものとした傑作モデル。



当「500SE」は、珍しきショートボディ。



しかも、最高期モデル



しかも、「スモークシルバー」!








「W126」は、1979年から1991年まで販売されたロングセラー・モデル。




「W126」は、とにかくボディの作りが好い。



と、、いうかスゴイと表現してよかろう。




ドイツの上質のスチールを、きっちり左右均等に組みあげた精密機械のようなボディ、



当時、この車のドアを閉めたとき、、、これは、日本車が 追いつけるレベルの車で



ないな・とすぐに直感した。



その鉄の厚さは、世界一の製鉄量を誇っていたドイツならではだったし、、



その精度は、もはや、日本車がブリキの おもちゃに見えるほど、次元が違っていた。



イギリス車に、この手法は、まったく そぐわない(無意味で正しくない)が、こと 



ドイツ車であれば、ドアを閉めれば、そのモデルの 良し悪しが分かる。



「W126」は、その後の「Sクラス」より、よほど よくできている。




メルセデスも他メーカー同様、モデルチェンジの度に、コストダウンが図られている。



良くなるのは、「数字」だけだ。









「W126」が販売された時期は、日本のバブル経済期と同じ時である。



思えば、あのときの日本は良かったし、メルセデスは、それを象徴する名車であった。



あのころ、「浜田省吾」は、「マネー」というヒット曲の中で、「・・・純白のメルセ



デス〜プール付きのマンション〜  最高の女とベットでドンペリニオンーー」



と唄った。 



そう、メルセデスは、成功者の証だったのである。





それを手に入れるために誰もが がんばり、、、手にしたとき、最高の喜びを感じた。



それが、いまや、どうだ、、メルセデスは、巷に 溢れかえっている。 



街を少し走っただけで、何台もすれ違う。



もはや、メルセデスに ステイタス性はない。 普通〜のクルマと化した。



ただ、勘違いしては、いけない、、、、昔のメルセデスは すごかったのだ。



この個体に乗れば理解できる。




「W126」は、



一般的に



「前期型」1979年〜1985年



「後期型」1986年〜1991年



に分類する。




後期型は、




・前後バンパーデザイン



・ホイールが、14インチ から 15インチに



・サイドプロテクション(サッコ・パネル)の波打ちがなくなる



・V8モデルは、エンジンパワーUP!



・「革」の場合、「ハード」から「ソフト」に




などなどが変更されているが、




エンジン的には、こと「500SE」ディーラー車の場合



「前期」「中期」「後期」に分類できる。






「前期」79’〜85’ :231馬力  最高速:210km 0−100km:8.0秒



「中期」86’〜87’ :223馬力  最高速:220km 0−100km:8.0秒



「後期」87’9月〜 :252馬力   最高速:230km 0−100km:7.5秒




本国仕様のデータと異なる(キャタライザーのせい)ので、ややこしい。



用は、86年に排ガス規制で落ちたパワーをインジェクションの変更などにより



後期型で巻き返した って感じ。



後期型になると、もはや「560」にも劣らない性能となる。




この「M117」エンジンこそが、戦後メルセデスの礎を築いた。



「280SE 4.5」「300SEL 4.5」「450SLC 5.0」「500SL」



「560SEL」「560SEC」などなど




歴史に残る傑作モデルは、「M117」エンジンを積む。





しかも〜「ショートボディ」は、足回り「固め」のセッティングという芸の細かさ。



全長も「ロング」より、14cm短い「502」cm。 乗りやすい!




良いことだらけの「500SE」であるが、とにかく数が少ない。



なにせ、新車時:1210万円



あと、45万円だせば、「500SEL」が買えたし、頂点「560SEL」とて、



あと、145万円足すだけで買えたのだ。



見栄っぱりな方々は、ロングを買った。



「ショート」の「スモークシルバー」の「500SE」を買う方は、「神」。




これは世界的にも同じことで、1979年〜1991年の生産台数:




「500SE」 :33.418台



「500SEL」:72.733台




ねっ



「500SE」は貴重〜なのです。








さて、当個体の お話





1990年 ディーラー車 左ハンドル



3オーナー 記録簿有り





走行:46.094km!



珍しきショートボディの「500SE」にて、極上もの



ってだけでも◎ だが、



このカラー!




「スモークシルバー」と来たね




最高でしょ



よくも このカラーを選択してくれたものだ





当時、外装色の人気順は



1. ブルーブラック


2. ミッドナイトブルー


3. ホワイト




日本は昔から、景気が良いときは、珍しい色や濃い目のカラーが売れ、



景気が悪くなると、ホワイトが好まれる。



これは、国民性を表す。



景気が悪いときには、「色」で失敗したくない、「白」は最高に無難なカラーなのだ。



「白」であれば、間違いがない と思っている。



だから、日本中の道は 「白」いクルマで溢れている。



ただ、バブルのときは、日本が歴史上もっとも景気が好かったとき、、色で勝負



全てのメーカーで珍しい色、人が乗っていないようなカラーが売れた。




「スモークシルバー」は、シャンパンゴールドのような色。



こりゃもう最高ですぜ!



塗装コンディションも◎!







内装は「アンスラサイトグレイ・ファブリック」




これまた、渋すぎる選択っ!




多くの方が「本革」を選択した時代だ。




当然、乗り心地は、「ファブリック」の方が良いわけだが、見栄を張るなら「本革」



ってわけ。



もち、「革」も悪くないし、未だに人気がある。



だから、仮に当個体の内装が「本革」なら、販売価格は高くなる。



だから、乗り心地重視の方には、ラッキー! なんだか、おめでとう。



ただ、この「ファブリック」という素材は、「革」以上に、個体差がでる。



乗っていた方の体重、走行距離、保管環境、ジーパンで乗ってた?などなど



経年変化は、同じ走行距離の個体でも、まったく異なることになる。



低走行車だからと言って、全てが、当個体のごとく、キレイに残るわけではない。













エンジンは、前述のとおり、名機「M117」



このエンジンの素晴らしさは、誰もが認めるところ。



ひとたびアクセルを踏み込んだだけで、理解できる。



それでいて、抜群の耐久性を誇る。



海外では、30万キロとか40万キロとか、それ以上とか走行した個体が、普通に販売



されているし、普通に走っている。



当個体の走行距離は、海外の方には 信じられないであろう。



桁を間違えてると思われる。 



バブル期、、残念なことに 悪徳業者によるメーター改ざんは、あたり前だった。




10万キロくらいは普通に巻き戻してしまうから、一般の方には、「極上」の判断材料で



ある走行距離は、実は あてになるものではなかった。



当時を思い出すと、、こんな会話が



某業者さんよりTEL:



「90年の ゴーロク・ロング、白、コン革、ディーラー ありますけど いります?」



私:「で、 走行距離は何キロですか?」



某業者さん:「何キロが 好きですか?」



・・・・



怖くて買えたもんじゃない。




そこにいくと当個体、、安心「記録簿」あり、で、一部整備明細も残されている。



しかも、最終「記録簿」は。



2019年9月13日: 45.881km



現在:46.094km   




僅かに、213kmしか走っていない。



さらに〜



売約後には、認証工場「シーザー・ファクトリー」自慢のメカニックによる



ボランティア(一時預かり人の任務)無料整備付き。



鬼に金棒、メルセデスにシーザー。





私の中では、メルセデス 最後の良心は「Gクラス」だが、セダンの 最後の良心は、



「W126」




それも、普通〜の「W126」じゃ つまらない。



「スモークシルバー」「ショートボディ」「500SE」「低走行」「超極上」




この上なし!




いまこそ乗るべきだ。




「ベンツ」じゃなくて「メルセデス」に!














まずは、お写真、怒涛の「92枚」を ご参考に↓