株式会社シーザートレーディング
TEL.042-480-2222 (営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12
MAYBACH |
62 |
2008 |
AyersRock-Red / Rocky Mountain Brown Middle (エアーズロック・レッド & ロッキーマウンテン・ブラウン・ミドル) |
Maui Pearl- Leather (マウイ・パール・レザー) |
ASK |
37.162km |
ディーラー車 右ハンドル 水冷V型 12気筒 ツインターボ 5513cc 5速フロアAT 馬力 :550ps /5250rpm トルク:91.8kgm /2300〜3000rpm 全長:616cm 全幅:198cm 全高:157cm 重量:2940kg 定員:4人 オプション装備: ・調光パーテーション&エンターテイメント・システム:390万円 ・調光パラミック・フル・ガラス・ルーフ :190万円 ・右ハンドル :150万円 ・アンボイナ・ウッド : 25万円 ・シートベンチレーション : 44万円 ・リア・プライバシーガラス : 19万円 ・メッキ・10ホール・アルミホイール : 61万円 ・リア・9.5インチ・モニターの地デジ・チューナー : 21万円 ・クーリングBOX(冷蔵庫) ・ソーラーシステム ・600W 21スピーカー BOSSサウンド・システム 他 多数 内外装機関共に超極上車! 車検:2年付渡し |
「マイバッハ 62」 ベンツ・ブランドの最高峰「マイバッハ」 車検証の社名も「マイバッハ」 いつもように、少しだけ、、歴史から入ろう。 「マイバッハ」氏は、自動車の生みの親「ゴットリープ・ダイムラー」のエンジン共同 開発者。だから、ダイムラーが1901年 最初に発表した1号車のエンジンも「マイバッ ハ」氏が主任設計者を務めていた。 「マイバッハ」氏は、1909年 独立して会社を興す。 そして同年に、かの「ツェッペリン」伯爵も会社を興す。 この会社が、世界初の商業航空会社、、 そう、のちに飛行船の代名詞となる「ツェッペリン」号のエンジンを製造したのが、 「マイバッハ」だった。 余談ながら、マイバッハ・エンジンを積んだ巨大飛行船「ツェッペリン」号は、 世界一周の旅の途中、日本にも立ち寄っている。 昭和4年(1929年)のこと、東京上空を ゆったりと見物したのち、茨城の霞ヶ浦、 海軍基地に停泊、給油して再び、飛び立った。このとき、世界一周は成功している。 こうして「ツェッペリン」と共に会社を大きくした「マイバッハ」は、1920年代 本職の自動車製造販売にも乗り出す。 20年代から30年代にかけ、およそ1800台の高級車を世に送り出したが、マイバッハ 一族の引退ともに衰退、そのブランド自体も、1966年には、完全にダイムラー・ベンツ 社の傘下となる。 そうして、誰もがマイバッハの名を忘れたころ、、 2002年 「マイバッハ」の名を持つクルマが発売される、、 「メルセデス」の名は付かない、「マイバッハ」 「57」と「62」 それぞれ「長さ」を表す。 全長:570cmの「57」と全長:620cmの「62」 製造もマイバッハ専用工場で、厳選された熟練工のみが担当。 これは、戦後始めて、メルセデスが、ロールス・ロイスという超のつく高級ブランド の牙城に挑んだ「グロッサー600」とロング版「600プルマン」のシナリオに似ていた そのとき、そのモデルでは、牙城を崩すことはできなかったが、、 そうだ、メルセデスは、ロールス社が衰退するのを待っていたのである。 2002年は、クルー工場ロールス、最後の年、、超高級自動車の市場は手薄だった。 後に、2004発売、BMWの「ファンタム」がライバルとなるが、常に販売価格は、 「ファンタム」以上の高額であった。 販売価格の値上がり具合が面白い。 「62」の右ハンドルだけをとっても 2002年9月 : 46.430.000円 2004年1月 : 48.380.000円 2004年4月 : 50.800.000円 2005年1月 : 52.100.000円 2006年1月 : 52.850.000円 2010年7月 : 57.000.000円 「マイバッハ」は、2002年から2013年のおよそ10年間に販売されたモデルであるが、 最初の価格から、原価の高騰と理由で、1千万円以上も価格が高くなったモデルも 珍しい。 もっとも、2010年に追加販売されたマイバッハの「ランドレット」の価格は、 1億4200万円、、このあたりのクルマを購入する方にとっては、1千万円の違い など些細なことなのであろう。 「62」のライバルは、「ファンタム」の「ロング」であるが、 例えば、2010年時点、「62」が、5700万円のとき、「ファンタム・ロング」は、 5544万円、やはり、「62」が上だった。 しかも、のちに追加された「6.0L」エンジンを積む「62S」なら価格は、6460万円 実際には、ファンタムを凌ぐ超高級車だったわけだが、日本では見かけない。 全世界で2600台ほど、国内でも「57」「62」合わせて150台ほどが売れた という話 であるが、その多くは「57」であろう。 「62」など街で見かけたことが無い。 なぜ、売れなかったのだろう? まず第一に買うのが面倒くさかった。 マイバッハの専用ショールームは六本木に1店舗だけ(のちに閉鎖)、そして、事前予約 して、基本 1日1組のみ商談、、かっこつけて、オプション全部つけて、特注装備まで オーダーすれば、1億円にも達した というから、、面倒くさい。 第2に、2004年の「ファンタム」登場、 ブランド力は、、「マイバッハ」では、「ロールス・ロイス」に敵わない。 見てくれも、「ファンタム」のが大げさで、金持ち感満載。 多くのユーザーは、ファンタムに流れた。 だから、2004年以降に「62」を購入したのは、本物のお金持ち以外にない。 当個体の前オーナー様は、ファンタムも「57」「62」も所有されているが、 乗り心地は、マイバッハがファンタムを軽く凌ぐ という。 それは、事実であろう。 ブランド力ではロールスに敵わないが、「作り」では、 マイバッハは、メルセデスの最高峰マシン、ファンタムは、100%BMWだから。 さて、当個体の お話 ディーラー車 右ハンドル 右ハンドル自体が、150万円高額のオプション。 実質 法人2オーナー 走行距離:37.162km! 「62」で、低走行も珍しい。 さすがに、このモデルを購入して、眺めているだけの方も少ない。 当個体、コンディションは 当然 素晴らしいが、 なにより、色 と オプション選択がバツグンに ◎! 外装色は、ボディ上部が、「エアーズロック・レッド」 下部が、「ロッキーマウンテン・ブラウン・ミドル」 内装色は、レザーが 「マウイ・パール」 ウッドが、 「アンボイナ」 分けのわからない、、記憶することもできない名前であるが、 実際のカラーは、実にセンス好し、このカラーの「62」は、日本には1台だけでは なかろうか?? エンジ色とシャンパンゴールド って感じのコンビカラーであるが、 この外装カラーは、まさに御料車のごとし 内装の「マウイパール」は、明るめのクルーム色、室内が軽やか爽やか。 オプションの「アンボイナ」ウッドも効いている。 カリンの木の瘤状(病気で)根っこをスライスしたウッド。 優美な木目は、豪華なこと この上なし。 オプション装備も満載 ・調光パーテーション&エンターテイメント・システム:390万円 ・調光パノラマミック・フル・ガラス・ルーフ :190万円 ・右ハンドル :150万円 ・「アンボイナ」ウッド : 25万円 ・シート・ベンチレーション : 44万円 ・リア・プライバシー・ガラス : 19万円 ・メッキ・10ホール・アルミ・ホイール : 61万円 ・リア・6.5インチ・モニターに地デジ・チューナー : 21万円 ここまでの合計で、ジャスト「900万円」! そのほかにも ・クーリングBOX(温度調整つき冷蔵庫) ・ピクニック・テーブル(折りたたみ式) ・ソーラーシステム (ブロア・ファンが回り続けているので、室内が高温になら らず、真夏の炎天下でも乗り込んだ時、むわっ はない) ・リア・フルリクライニング・シート (43.5度まで) などなど ってことは、当個体、新車時には、6500万円ほど、、恐ろしい。 この有料オプション装備の中で、特筆すべきは、 ・パーテーションと・パノラマ・ルーフだ。 この2つのオプションこそが、「62」の真骨頂、、これぞ「62」だ。 パーテーションのガラスは、導電性ポリープラスチックを用い、液晶膜に交流電流を 流すことで、透明化する。 これは、かなり盛り上がる。 わーい パノラマ・ルーフは、日本の「障子」をイメージしたというが、まさに、そのとおり これがあると、室内は 和 となる。 わび さび の世界。 機能は3つ。 1. 天板ルーフが電動でスライド。 2. スライドしてルーフを開いた状態で、ガラスが(前述の理屈)任意で透明になる。 3. 更に、EL膜により、ライナー(ガラス全体)が拡散光を発する。 この、2.と 3.の芸が 秀逸だ。 2.のガラスが透明になるギミックは、相当なインパクトだし、 とくに3は、「ファンタム・クーペ」における 無くてはならないオプション装備 「スターライト・システム」*天井が星空のごとく光る。 に匹敵する。 つまり、なくてはならない。 なきゃ いらない。 リア・シートに座り、フル・リクライニングすると、天井が 淡く光っている。 これこれ! *この光は、スイッチで明るさ調整無段階。 この光が、また やさしいこと やさしいこと、、癒されます。 全長は、620cmじゃなくて正確には、616cmだけど、走り出すと、その大きさは あまり感じさせない。 メルセデス独特の切れまくるハンドルのお蔭で、狭い道でも スイスイいける。 このモデル、自身で運転しても、面白い。 むしろ、これからは、そうこう時代であろう。 自分で乗る。 乗って楽しむ。 走らせれば、、必要以上に速い。 5速ATであるが、マニュアル的操作もできる「ティップシフト5速」 足回りは、「デュアル・コントロール・エア・サスペンション」により、脅威の乗り 心地を実現。 19インチで、275のワイド・タイヤ、、当個体には無駄に高額なオプション・メッキ・ ホイールが奢られている。 この巨大なボディは、少々手荒にコーナーを攻めても、なにも動じない。 また、少々の路面の凸凹など、感じさせない。これは、ファンタムと乗り比べれば 一目瞭然、違いが分かる。 勝っている。 日本にも巨大セダン好きという変態マニアがいるが、そういう方にとっては、 最高の逸材であろう。 後部シートに乗って 驚くのは、その静粛性、、 メルセデスがもてる最高技術が投入されている。 防音素材は、224箇所に使われ、その重量は、93kgに達する。 窓ガラスは、0.76mmのプラスチック薄膜で4枚サンドの防音ガラス。 足回りにも前述の通りの徹底した見直しが図られ、これが 乗り心地をファンタム以上 のものとしている。 同年代モデルでは、世界一の高級車であったことは間違いなかろう。 マイバッハは、昨年、新型モデル「マイバッハ S600プルマン」を発表したが、 その価格は、8800万円也 そこまでは必要あるまい。 今 「マイバッハ62」というクルマに乗るなら、ふざけていなくてはならない。 弊社が、「NEWファンタム」を扱う理由は、ふざけている から以外にはない。 「ゴースト」や「フライングスパー」なんかだと 普通で ふざけていないから 扱わない。 だから、「62」に、当個体のようなオプション装備が無い とか、 カラーが 普通 だと、まーーーたく興味が無い。 ふざけている = どうかしている = 最高にセンス好し という意味 どうかしてるクルマこそ最高だ。 ご存知のとおり、弊社は、どうかしているクルマ専門店だ。 人生は短い。 普通 に乗っている時間がもったいない。 当個体、日本じゃ一番 どうかしている「62」ではなかろうか、、。 さあ、あとは、実車を ご覧あれ! と、その前に 怒涛の写真90枚を ご参考に ↓ |