------------

本文へスキップ

RollsRoyce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

BENTLEYHEADLINE

ARNAGE・RL

  BENTLEY 
  MODEL ARNAGE-RL 
  YEAR 2009’
  EXTERIOR METEOR / MOONBEAM


(メテオ 流星 / ムーンビーム 月光 )メタリック
  INTERIOR OCTSWOLD & SPRUCE -LEATHER
 

(コッツウォルズ & スプルース コンビレザー)
  PRICE \ ASK
  MILEAGE 43.230 km
 


AMMENITIES




ディーラー車 右ハンドル 







V型 8気筒 OHV 6761cc  



水冷インタークーラー付き「ツイン・ターボ」




6速AT





457馬力/4100rpm




トルク:
89.2kgm/1800rpm




最高速:270km





0−100km :5.8秒




全長:563cm


全幅:193cm


全高:156cm


車重:2610kg



定員:5人




装備:





Wエアバック、サイドエアバック、電動チルトハンドル、ABS、ESP、



電動格納式ミラー(ヒーター付き)、全席パワーシート+全席シートヒーター、



Fメモリーシート(4人)+Fランバーサポート、ウッド張りバニティミラー、



前後パーキングセンサー、前後にツインカップ・ホルダー、ほかフル装備 







純正オプション:




* 降下式「フライングB」マスコット



* 19インチ・アルミ・ホイール(標準は18)



* ステンレス「マトリックス・メッシュ・バンパー下」



* 2トーンカラーペイント



* トランク内「ベントレー傘 X2」





* 「バー・オーク」ウッド選択



* 「ドア内張りウッド張り X4」



* 「ウッド&レザー・コンビ・ステアリング」



* 「コンビレザー」張り



* ドアレールウッドの「Bバッジ」



* Rウインド「電動ブラインド」



* R「温度調整機能付き冷蔵庫」



* 天井に ダウンライト





後付け装備:





・ 「ETC車載器」



・ 「レーダー探知機」



・ 「ドラレコ」



・  パナ「9V型ワイド・モニター」(ナビ&地デジTV)



・ 「バックカメラ」連動











内外装機関ともに稀に見る超極上車!





車検:令和7年(2025年) 3月12日まで 



 
  COMMENT


「アルナージ・RL」







* 2009年・世界「79台」のファイナル・モデル!




* 09’ 世界「15台」の「右ハンドル」




* 最後から「7台目」生産個体!




* F:「5cm」、R:「20cm」:計「25cm」ロング








1998年に登場した「ル・マン サーキット」の名物コーナーの名を持つ「アルナージ」



1980年から長きに渡って生産されていた「SZ系」モデルの新型後継モデルであった。



ベントレーは、「アルナージ」、ロールスは、「シルバー・セラフ」





進化の過程を ざっくり おさらいしておこう。





1998年:



BMW製・V8エンジンの「アルナージ」発売。のちの「グリーン・レーベル」



2000年:



ロールス製V8エンジンに戻した「アルナージ・レッドレーベル」に





2002年:



レッドレーベル(シングルターボ)をツインターボ化、



「アルナージ・R」に進化させる。




翌4月には:



スポーツモデル「アルナージT」を追加。



これにより、「アルナージ」は、2つのコンセプト分けされたモデルを持つことになる。



スポーツサルーンの「T」とラグジュエリー・サルーンの「R」だ。





このモデルは、単にモデル名の変更のみならず、大幅な改良が施されており、



それは、



・エンジンは、総計で 50%が新設計、残り 50%のうち、80%に見直し



・「レッド・レーベル」に比べ、ボディ剛性が、57%向上



・エンジン・パワーは、「レッド・レーベル」の405馬力から





 「T」の場合               「R」の場合               


 
  457馬力/4300rpm       405馬力/4000rpm


  89.29kgm/3250rpm       85.2kgm/3250rpm



 
  最高速:257km



  0−100km :5.7秒





と、劇的に進化!



この時点で、「アルナージ・T」は、「世界最速4ドア・サルーン」



の座に君臨する。(後に フライング・スパーに その座を追われるが、、)




つまりは、スピードを求める方は、「T」、




一方、「R」は、スピードなんて出しませんっ、昔ながらの「ザ・ベントレー」に



乗りたいの って方用に。





そして、



2005年 :



フェイスリフト、ヘッド・ライトがボディ一体型に



ボディ剛性は、さらに、65%UP!







2007年 :




最後の改良




これが、「ファイナル・シリーズ」!





・ 排気量が、「6747cc」から 「6761cc」に!



・ 4速ATから ZF 6速ATに!



・ ターボ・タービンが「ギャレット」製から「三菱」製に!



・ シフト・ゲートの変更(MTモード付に)



・ インフォメーションパネルの進化(造作も異なる)





では、よく ご質問されるので、



「T」と「R」の動力性能の比較





 「T」:                       「R」:



・ 馬力は、457馬力から「507馬力」に      「547馬力」



・ トルクは、89.2kgmから「102kgm」に    「89.2kgm」



・ 最高速は、257kmから「288km」に       「270km」



・ 0−100km加速は、5.7秒から「5.5秒」に     「5.8秒」




 

当「RL」は、そう、2006年モデルの「T」と同じ「馬力」と「トルク」。





だが、大きくことなることがある、、




それは、



2006年「T」の「最大トルク:89.3kgm」は、「3250回転」で



当「R」「RL」は、同じトルクを、僅か「1800回転」で導くということ。




「T」と「R」の新車価格は同じ。



コンセプトが違うだけ。



「R」は、「市街地走行」をメインとするオーナーのために、わざと そういう



セッティングが成されているのである。



低回転で大トルクを発生させるのだから、乗りやすい に決まっているが、



それでも、06’「T」と同じ性能(最高速は、13km上の270kmだし)を持つわけで



あるから、必要にして十分以上の性能であることは間違いない。







からの〜、これが、「RL」ロングホイールとなると、贅沢さは別次元となる。




「R」のフロント・ドアで:「5cm」ロング



    リア・ドアで  :「20cm」ロング




「25cm」長いわけだが、ただ単に、リアだけロングにしたモデルではない。




メーカー的コンセプトは、当モデル、「リムジン」ではない。




「月曜日から金曜日まで、運転手付きで、通勤に使い、



 週末とバカンス時には、オーナー自身でハンドルを握り、家族とドライブ(旅行)へ」




だから、リアだけじゃなくて、フロントまでゆったり仕様




という なんとも図々しいにも程があるモデルなのである。










2007年以降モデルは、見た目で分かる。



可降式「フライングB」マスコット。



このマスコット、新デザインで、以前と「B」の向きが 逆になっている。




逆にしたのは ある種 正解で、「本物ベントレー」=1920年代の



「WOベントレー」時代の「B」と同じ向きとなった。




これが、「アルナージ」の最終進化系モデルである。




2009年 :



生産中止




その後は、「ミュルザンヌ」にバトンを渡す。







「アルナージ」は、この「6速AT」となった最終モデルで、



その集大成を見る事ができるが、07’〜09’この間に新車を購入された方は極端に少ない。



当時は、そう、、安価な「フライング・スパー」の全盛期だった。





2009年、「アルナージRL」の新車価格は、3400万円ほど、そこから、当個体のように



オプションてんこ盛りにして、登録まで4千万円級、、




「フライング・スパー」は、2230万円




世界一高級な「セダン」であった。






「アルナージRL 生産台数」:







     左H      右H    計



2007年 20台      9台    29台



2008年 33台      8台    41台



2009年 64台     15台    79台    トータル:「149台」






当個体は、09’ 右ハンドル「15台中」の1台。



しかも、最後から「7台目」製造個体。




最終の09’だけ、例年より、オーダー数が多いのは、生産中止を惜しんだ世界中の



アベンジャーズ。



国内に、「09’RL」は、おそらく、2.3台しかないはず、、。




因みに




・「アルナージR」は、07’~09’:「290台」



・「アルナージT」は、07’~09’:「429台」



貴重〜さが ご理解いただけよう。











さて、当個体の お話






ディーラー車  右ハンドル




以前弊社で販売させていただいた「シーザー認定号」 



素晴らしきコンディションに豪華オプション。




走行距離:「43.230km」



新車時からの「記録簿」は、全て「ディーラー」さんの




+前回販売時には、弊社の徹底した「納車整備」



足回りの全ブッシュ総交換したりもしたし、、









もうこれは、お写真で ご覧いただいた方が早そうだ





では、怒涛の「159枚」の お写真と共に、更に詳しく  ↓




「内外装」編、「エンジン」編で






   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 



外装は、「ムーンビーム」&「メテオ」コンビカラー








「ムーンビーム」=「月光」




「メテオ」   =「流星」




「月光・流星」、、「つきあかり・りゅうせい」 男前!






双方、粒子の細かいメタリック塗料



こりゃキレイだ!




塗装コンディションも◎! 申し分なし。





外装のオプションは、




・「19インチ・アルミ」*標準は、18インチ



・「2トーンカラー」



・「ステン・バンパー下メッシュガード」



・「ジュエル・ヒューエル・キャップ」





全長:「563cm」!




迫力が すごい、、。




全体のボディバランスも、ショートより、まとまっていて、遠目で観ると、しびれるね








内装は、




メインに「コッツウォルズ」レザー




ダッシュ上部、ステアリング・コンビ部、シートパイピングに「スプルース」(グリーン)を配す



 という粋さ。




革のコンディションも、これまた◎、申し分なし。






この時代、もう「コノリー」は使われていないが、職人の製作工程は変わっていない。




「革」パーツは、なんと、ショートボディで、400ピース!「ロング」なら、それ以上



完全ハンドメイドで張られていく。




一部の革の裏には、職人のサインがあり、後に(数十年後)誰かが革を張り替えるとき、



誰の仕事だったのかが分かる。



だが、その職人の名は後世に残ってはいまい、、、



それでも、「誇り」だけは残る。




我々が、「革」を張り替える時は、その職人さんに挑戦する気持ちで挑む。






内装オプション:




・「バー・オーク」ウッド選択 



  
 標準の「ウォールナット」より、遥かに貴重な「オーク材」どんぐりの木の瘤状になった根っこスライス



 その杢目は、尋常じゃない。そこに、宇宙がある。




・「ドア4枚・ウッド張り」



・「ウッド&レザー・コンビ・ステアリング」



・「ドアレールのBバッジ X4」



・「コンビレザー」



・「冷蔵庫」温度調整機能付き



・ リアウインド「電動ブラインド」



・ 天井に「ダウンライト X2」



・ トランク内「ベントレー傘 X2」




後付けで



・ パナソニック「9V型ワイドモニター」ナビ&地デジTV&オーディオ



・ バックカメラ・モニターに連動



・ ETC車載器



・ 「ドラレコ」



・ 「レーダー探知機」






てんこ盛りっ!




ぞっとするね、新車価格を考えると、、。



しかも、どれも有益な上、美観的にも◎





そんで「RL」



5cmと20cmと伸ばす、、完全な新設計。



元々、「ロングホイール・アルナージ」は、特別なオーダーもの がルーツ。



2002年で生産中止となった「セラフのロングホイール・パークウォード」の後継モデルともいえるね。







しっかしまあ、内外装色、オプション選択ともに、実にセンスが好い。





外から眺めても、運転席に座っても、リア・シートに座っても、、誠に心地よい。




冷蔵庫でドンペリ冷やして、「王様ごっこ」に、ピッタリだわ。






   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 











1959年から基本設計を変えず使い続けた「伝説のV8エンジン」





開発陣営が知恵を絞り、もう これ以上 進化させる箇所はないってとこまで追求したモデルが、これ。




古き良き時代のベントレー継承シリーズである。




457馬力は、十分過ぎる数字であるが、やはり ロールス&ベントレーってのは、



馬力なんかより、トルクが大事、




ずおおおっ て感じで走らせて なんぼ の車であるから、大トルクこそ命。



当モデルの、89.2kgmのトルク、、これこそ、ベントレーだ。









走ってみた:








「アルナージ」ほど短期間に進化を繰り返しさせたモデルも珍しいが、これで、最終系。




初期アルナージとは別物だ。




やっと完成の域。




フロントドアが、5cm長いだけあって、乗り込みやすい。




安定感とボディ剛性は素晴らしいし、



ツインターボとはいえ、エンジン音は静か、、




が、ひとたび、アクセルを踏み込めば、その加速は、すさまじいほどだが、このクルマに乗って




アクセルをベタ踏みにしようとは思わない。




ゆっくりと景色でも愛でながら走らすほうが楽しい。




が、何度かは、試してみた方がよい、、「6速セミ・マニュアル・シフト」を、、



完璧なスーパースポーツカーと化すから、、1台で2台分 楽しめる。




当モデルの本来のポテンシャルを引き出すことなど、一般人じゃ無理ね。







「R」「RL」の場合、計器類の色もアンテークなアイボリー、そして、計器照明は、オレンジ、、



夜走らせると、まるで クラシックカーに乗っているようだもの。




私からすれば、2009年モデルは、超最新モデルなのであるが、乗っていると、年式など忘れてしまう。



それは、時空を超越した、私の好きな あの空間なのだ。









2020年4月:




この「ロールスロイス製エンジン」の生産中止が発表された。



つまりは、このエンジンを載せた後継モデル「ミュルザンヌ」の生産中止という意味でもあった。




そして、ベントレーのフラッグシップモデルは、「フライングスパー」が担うことに、、、マジでっ!



これで、「BENTLEY」のロゴ以外、ボディも内装も機関系も全て「VW製」となるのね、、



これから、歴史の残るモデルが生まれる可能性はあるのか?? 心配だわ




一方、




ロールス&ベントレー純血時代で歴史に残る傑作 は、そう 作ったもの 「全て」です。



たとえ、スタンダードモデルとて、時が経てば 再評価され 傑作と呼ばれるようになる。




外したためしは、一度もなし。





この「09’アルナージRL」とて同じこと、



今でこそ、3ケタ万円で、「ベンツのEクラスも買えません価格」だが、



将来、思い出すことでしょうよ



「昔、シーザーのHPに書いてたな〜」ってね。




まっそれは、一旦忘れて




楽しみましょ




「09’ アルナージRL」があれば、




日常は別世界に




クルマってのは、「費用 対 ワクワクドキドキ度」が大事。



これ ワクドキ度 最強よ。







さあ、「本物の世界」へ






ようこそ いらっしゃい