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RollsRoyce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

CAESAR COLLECTIONSHEADLINE

ASTON-MARTIN

 
ASTON・MARTIN 

V8 Coupe


1997
CLARET


(クラレット)




MAGNOLIA-Leather


ASK 
49.999マイル = 79.998km



本国仕様  右ハンドル




国内 (2000年登録) 






水冷V型 8気筒 DOHC  5341cc



4速フロアAT




 馬力: 349ps/ 6000rpm




トルク: 50.3kgm/ 4300rpm





最高速: 248km+α



0−96km: 5.9秒






全長:474cm


全幅:194cm


全高:133cm



車輌重量:1940kg


定員:4人







装備:




パワステ、パワーウインド、エアコン、他標準フル装備




*HDDインダッシュ・ナビ・地デジ (カロ AVICーVHO999)








内外装機関共に 稀に見る 超極上車!




車検: 2年付き渡し










アストン・マーティン




「V8クーペ」




世界:「101台」







まず巷で見かけることのない「V8クーペ」。





そこで、まずは、このモデルについての解説から、、。




1972年から生産され続けていた「V8」(ムスタングに似た顔)の後継モデル



として、1988年バーミンガムのモーターショーに「ヴィラージュ」が発表さ



れる。




新型V8エンジンを積み、330馬力で最高速は248kmと、そこそこの性能を



誇ったが、、VIPのための「野蛮な乗り物」こそ真骨頂とするアストン・マ



ーティンのフラッグシップモデルとしては、少々 デザイン・パワーともに、



おとなしすぎ・・インパクトが弱かった。







そこで、このヴィラージュをベースにしたハイパフォーマンス・モデルを



1992年、またもバーミンガム・モーターショーで発表する。



その名「スーパーチャージャー・ヴァンテージ」。




「ヴィラージュ」の5341ccエンジンをツイン・スーパーチャージャーで武装



550馬力の最高出力、、、ボディは、前後フェンダーをワイド化、フェイス



廻りも悪者顔に変更、大型スポイラーで空力対策、リア・テイルランプを四角



から丸目に、、内装もウッド面積を増やしデザイン変更、、etc、結果、



ドアとルーフ以外、まったく別のモデルとなった。




このモデルは、翌年から正式にカタログモデルとなり「V8・ヴァンテージ」



通称「V550」(550馬力だから)として販売される。





1996年・



ジュネーブのモーターショーで、



「V550」のツインスーパーチャージャー無し・モデルが追加発表される。



荒馬のような「V550」ではなく、肩肘張らずに、このカタチの「アストン」



に乗りたいって方のためのモデル。 それが、当「V8クーペ」。





外見では、ほとんど変わりなく(後ほど詳しく)、内装の豪華さも、そのまま



ベース・エンジンも同じ、、「APレーシング」の大口径362mm 4ポッド




アルミ・キャリパー Fディスク・ブレーキも同じ、




だが、ツイン・スーパーチャージャーが付いていない。




弊社は、以前、「V600」を扱ったことがあるが、あの「スーパチャージャー」は




大変な品物だった、、完全にレーシングカーの世界、、




イメージ、一度乗ったら、整備 




当モデルは、それがない。






ズバリ!  最大のセールス・ポイントは、「乗りやすさ」!





最大出力:349ps/6000rpm





最大トルク:40.3kgm/4300rpm





最高速:248km+α





「V550」や「V600」のように凶暴なまでのパワーを「売り」にしている



モデルではない。



では、廉価版? そんなことはない。



とするには高額すぎる、、、あくまで、この凶暴そうな面構えの車を、



日常の普段使い用に乗る・ためのモデルであえるから、逆に、相当に贅沢な



モデルといえる。





日本国内には、1997年4月から生産中止までの99年10月まで



「V8・クーペ」と「V550」のみ正規輸入された。





当時の新車価格は、





・「V8.クーペ」  AT車:3320万円(税別)



・「V550」     MT車:4170万円(税別)


           AT車:4550万円(税別)






因みに、99年発売、新型モデル「DB7・ヴァンテージ」の新車価格は、



1510万円、、まったく次元の異なる高額モデルであった。




「V8クーペ」と「V550」を足しても、1ケタ台数しか輸入されていないはず



である。





では、参考までに、「V8・ファミリー」各モデルの生産台数を。





・「V8・クーペ」96年〜99年:101台





・「V8・ヴォランテ」  96年〜99年   64台



・「V550」       92年〜99年  236台



・「V600」       98年〜99年   36台



・「ヴァンテージ・ヴォランテ」 〜99年   8台



・「ル・マン」       99年〜00年  40台












さて当個体の お話




本国仕様 右ハンドル  




シルアルナンバー10ケタ目が「V」であるから、年式を97年・と通常する



のであるが、、、なんと、完成した日時は「1999年2月23日」



と記されている。



そう、この個体には新車時の正規ガイドブック(記録簿含む)が残されている。





驚くべきことに「ニューポートパグネル」の職人は、当個体を完成させるのに、



およそ2年の月日を費やしたのか?



ボディは元より、エンジンまで、ハンドビルドされるモデルであるから、通常



1年ほど掛かるのは常識であるが、、、いや、当時のニューポートパグネルの



ハンドビルド系モデル年間生産許容台数を加味すると、2年掛かっても不思議



はない。となると、当個体「1999年」として販売したほうが好いのか??



以下、残されている記録から、、




車輌完成    1999年2月23日 デリバリー時走行距離:29マイル



UK初年度登録 1999年3月1日



日本国内登録  2000年9月




(イギリスでの新車登録から僅か1年半で日本国内登録)





当個体、イギリスで1オーナー、




日本で、3オーナーのトータル「4オーナー」





*以下、整備日時と走行距離





イギリス国内



1999年3月19日  走行距離:2064マイル


1999年8月25日        :7820マイル


2000年6月15日        :10.379マイル


     


日本国内


(日本でのファースト・オーナー・2000年9月〜)





2000年12月12日       :13.815マイル


2001年7月22日        :16.417マイル


     10月16日       :19.104マイル


2002年3月9日          :21.683マイル


      4月24日       :23.762マイル


      9月18日       :27.311マイル


     10月18日       :28.566マイル


2003年5月10日        :31.530マイル


      9月3日        :32.640マイル


2004年4月4日         :35.170マイル





(日本での2オーナー目・2005年7月〜)





2005年10月11日      :37.181マイル


2006年 3月1日       :37.317マイル


2006年12月5日       :37.388マイル


2007年10月31日      :37.547マイル


2009年 2月19日      :37.582マイル


2009年12月15日      :37.621マイル





*2010年3月・当社仕入れ:当時の走行距離:37.660マイル




この後、弊社で販売させていただいた「シーザー認定号」



それから、現在まで、ずーーと、点検・整備も弊社「シーザー・ファクトリー」




現在:走行距離:49.999マイル = 79.998km




間違いの無い1台。









このモデルを購入するユーザーは、アストン・マニアの上、お金持ち、、



当個体も奇特な4人のオーナーにより、大切に保守、管理されてきている。



中でも、3人目のオーナー様は、興味深い、4年半所有して走った距離は、僅か



に「700km」ほど、、聞けば、「磨いて眺めておくため用の車として購入した」



という、、よほど、このデザインが気に入っていたらしい。



しかも、エンスージャストとして、「後世に残すべしモデル」の「一時預かり人」



の任を正しく果たすべく、ちゃんと整備の手も怠っていない。




びっくり・だが、乗らないのに、4年半の所有期間中に、エンジンのオーバー



ホール、パワステラック交換から細かい整備まで、しっかり施している、、




費やした費用200万円以上、、




こんなに有り難いオーナー様は当個体と同じくらい珍しい。






総アルミボディ、手組みのエンジン、バーウォールナット、コノリーレザー、、





全てにおいて「ニューポートパグネル」の職人の魂が宿る。




アストン・マーティンの聖地(昔の本社工場)、「ニューポートパグネル」




この工場は名門「ティック・フォード」から、1954年に「デイビット・ブラウン」



が買収、58年からは、全てのアストンが、この地で生産されることになる。




ベルト・コンベアーなど あるわけない。 全てがハンドメイド。



ここで、素晴らしき名車たちが、生まれた。



「DB4」「DB5」「DB6」「V8ヴァンテージ」「ヴィラージュ」そして、




当「V8クーペ」も。





だが、それも 2007年 7月を持って終わりを告げる。



そう、、それは、「ニューポートパグネル」物 最後のアストン



「ヴァンキッシュS」の最後の1台が完成したとき、、。





この後、アストンは、フォード傘下時代に作った大型量産工場「ゲイドン」



で作られることになる。






弊社は、基本、「ニューポートパグネル」物アストンしか 扱わない。







それでは、下記より、写真 63枚と共に 更に詳しく ↓


 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 






外装:「CLARET」=クラレット





だと思う。いかんせい、このモデルの資料は少ない。



所謂、ワインのメタリック





塗装コンディションも、まったく問題なし。






「V550」や「V600」の凶暴系ボディと基本同じであるから、外観でモデル判断する



のは難しいが、「V8クーペ」は、グリル内がメッシュ、フロント・スポイラーのデザ



イン、ホイールデザイン、マフラーの径が異なる。




この個体は、ノーマルであるから、まだ、区別できるが、、グリルにしてもホイールに



しても後に交換するのは簡単、、そうなるとボンネットを開けてみるしかない。



「V8クーペ」は、「OZレーシング」の18インチ、8.5Jホイールに255サイズの




タイヤを履く。



他は、同じ18インチであるがデザインが異なり、タイヤサイズも285となる。



乗り心地という観点では、当「V8クーペ」に分がある。





全体に僅かな違いでしかないが、このカラーの お陰か?



当個体を見て、本来のワイルドなイメージはわかない。



むしろ、エレガント!と称えたい。



ぱっと見、「ヴィラージュ」に似ているが、前述の通り、共通点は、ドアとルーフのみ




よほどのカーマニアでもなき限り、このモデルの名前さえ知らなかろう。






しばし、眺めていると「ニューポートパグネル」物アストンのオーラが滲み出す。




大量生産用の新工場ができた今日でも、この「ニューポートパグネル」工場は現存し、




クラシック・アストンのレストア・修理などを手がける専門工場として使用されている




この工場で生産されたアストンこそが、「本物」なのだ








   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   







内装:「マグノリア」コノリー





これまた、たぶん「マグノリア」レザーに「Oxblood」という名のパイピイング



グカラーだと思う。



アストンらしいカラー選択、、、このパターンは、ロールス・ベントレー・アストンの



専売特許。




オリジナルのままであるが、写真の通り、すこぶるキレイ!





「レカロ」社のシートが標準で奢られている。



それを更に、アストンでコノリーレザー張り、、贅沢にも ほどがある。



室内は、ロールス・ベントレーのごとく、コノリー・レザーとウェリントンのカーペッ



ト、バーウォールナット、、、天井内張りもアルカンタラとくる。



プラスチックなんて野暮なものは、極力使用していない。





ファイシア・パネルのデザインは、「ヴィラージュ」をベースに、よりクラシカルに、



より完成度の高いものとなった、、、秀作。



ウッドもキレイ。クラックもないし艶も充分。





メーターは、kmとマイル・ダブル表示・・200マイル(320km)表示は、「V550」



や「V600」と同じ、、、室内造作も同じ。





室内は、完全に高級イギリス車、、200kmオーバーの世界でも最高の造作に囲まれて



いたいというイギリス貴族ならではの趣味だ。



そもそも彼ら貴族という人種は、何世紀も前から数々の戦いに勝ち残ってきた歴戦の



勇者だ、、そして、ルーツは海賊、、荒々しい血は今も引き継いでいる。



で、スポーツカーであれば、少々荒っぽい車を好むが、内装は、あくまで、最上級でな



くてはならない。



ゆったり乗るならロールス・ロイスがある。





エンジンは、ハンドビルド、V8、、やっかいな補記類は何も付いていない。



この「V8シリーズ」で、もっとも安心して所有できる。



シンプルすぎる このエンジン、、特筆して、ご説明するような箇所も思いつかない。



ロールス・ベントレーほどではないが、このエンジンもまた途方も無い耐久性を誇る。



当「V8クーペ」、、「4速オートマ」が標準、、これが、このモデルの性格を物語る。





このATも凝っていて、スイッチ一つで、「スポーツ」モードと「ツーリング」モード



にチェンジできる。 「スポーツ」モードにすると 各ギアを変速する間隔が長くなる



= 速くなる。






試乗してみた:





セルを回すと、野太いエキゾースト音が腹に響く。



かといって、やかましいほどのものではない。




適度、まさに 適度な 音




この「音」に似たような車は、ほかに 思い浮かばない。




これぞ、アストン




走り出せば、必要にして十分すぎるパワー



以前乗った「V550」や「V600」の緊張感はない。



十分だ、まさに 十分に速い。




乗り心地は、ソフトの部類に入る。



クラシック・アストン特有ともいえる独特の乗り味。



これが、クセになる。



これで、ニューポートパグネル物アストンを集めたくなる。









私は、当個体を在庫していた 2010年 HPの解説文で、こう書いていた





「ジャガー・クーペの3倍ほど高級な車と思っていただいてよいが、ごく、普通に乗っ



 ていただきたい。


 
 とはいえ、「大切に」は守っておいて方が良さそうだ、、、



 このモデル、評価が見直される日が来そうな気がしてならない、、」





あれから、7年、、その通りとなった。




ニューポートパグネル物アストンは、軒並み、価格高騰、、



1500万円で買えた「DB5」は、今や、1億円オーバー



800万円で買えた「DB6」は、今や、3千万円オーバー



1000万円で買えた89’までの「V8ヴァンテージ」は、今や、5千万級



「V550」も「V600」も 5千万級





当「V8クーペ」は、そんな中でも、まだエアポケット的に安価な方だ。



なにせ、世界:101台  そうそう売り物などない。



ここ2年以内の世界的有名オークションをみても、2016年に1台だけ




「V8クーペ」が出品されたのみ、、。そのときは、10万ドル以上の



値で落札されたが、この先は、ますます評価を増すことだろう。




ニューポートパグネル物 アストン・マーティン 「V8クーペ」




なめちゃいけない。