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Rolls-Royce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

CAESAR COLLECTIONSHEADLINE

BUGATTI

  MAKER


DE LA CHAPELLE



(デ・ラ・シャペル)

  MODEL T55 
  YEAR 1990
  EXTERIOR  BLUE & IVORY


(ブルー & アイボリー コンビカラー)
  INTERIOR BEIGE Leather


(ベージュ・レザー)
  PRICE ASK
  MILEAGE 13.874km
  AMMENITIES




本国(フランス)仕様 左ハンドル




国内 2008年 登録







アルピナ B6(E30型) 2.7L エンジン




直列6気筒 SOHC  2693cc



BMW製 ゲトラグ 5速 MT  










馬力 :210ps /5700rpm



最高速:200km






全長:438cm


全幅:173cm


全高:132cm




重量:1150kg



定員:2人






オプション装備:




・ 「グランプリ・アルミ・ホイール」



・ 「エアコン」



・ 「ハードトップ」



・ 「ブガッティ・タイプ・ステアリング」



・ 「ツートンカラー」塗装



・ 「窓」左右パネル



・ 「ラゲッジキャリア」








内外装機関共に超極上車! 



車検:2年付き渡し


 
  COMMENT



「デ・ラ・シャペル」



「T55」!










世にも珍しい「デ・ラ・シャペル」の「T55」



変態的モデル専門店の当社を持ってしても初入庫モデルとなる。



このモデルの解説文を書くのは、これが最初で最後かもしれない。






「デ・ラ・シャペル」社は、1907年 フランスで創業した老舗自動車



メーカーである。(創業者の名)




その何代目かの「シャペル」氏が、1975年、「ブガッティのタイプ55」



中でも「スーパースポーツ」に憧れ、その復刻版モデルを作ることになる




*「ブガッティ・タイプ55」は、



 1932年~35年の間に各ボディ「38台」生産


 
 中でも、美しい2ドア・オープンカー(スーパースポーツ)は人気で


 
 現存「11台」、7億〜10億円ほどの相場で取引される。





開発に3年を要し、1978年・ジュネーブのモーターショーでお披露目。



その名は「STIMULA・55」 *タイプ55を刺激する意




この時点では、「BUGATTI」マークは付いていなかった。




このモデルを「シリーズ1」と呼び



エンジンは、オペルの6気筒を積んでいた。




1982年 「シリーズ2」に




なんと「BMWフランス」に承認をもらい、BMWの機関系を正規に



使えることに、ついでに「アルピナ」「ハルトゲ」「シュニッツワー」



まで、しかもBMWの保証付きで販売できるようになる。



このモデルのスタンダード「エンジン」は、BMW「2.0L」だった。




更に




1987年



歴史が動く、、



当時、「BUGATTI」の商標を手中にしていた「ロマーノ・アティオーリ」



氏から、正規に「ブガッティ」エンブレムを使ってよいという認証を得た



のである。



そこで、1987年以降「T55」には、「BUGATTI」バッジが張られること



になる。





これが、「シリーズ3」



価値ありモデルは、これ以降となる。



ただし、使用できる「期限」は、自身が「ブガッティ」を発売するまで。





当「T55」の詳しい解説は、探してみたが、諸説あり、どれも中身がない



そこで、ここからは、私の推測を含めての解説となる。




まず、「ロマーノ・アティオーリ」氏から




1932年 イタリア生まれ、商才があり野心家



のちにイタリアで、世界最大のフェラーリ・ディーラーとなる。



彼は、「ブガッティ」のコレクターでもあり、1987年に「ブガッティ」



の商標の権利を得ると会社を設立「ブガッティ・アウトモビリ」



その会社で作ったのが、「ブガッティ・EB110」である。



発売は、1991年、となると、「T55」で商標が使えたのは



この年までではなかろうか、、




余談ながら、「アティオーリ」の野心は止まらず、1993年に「ロータス」



を買収、しかし、ロータスは営業不振、この投資が致命傷となり、



1995年「ブガッティ・アウトモビリ」は倒産し、96年には「ロータス」



も手放すことになる。



ロータス・ファンでも彼の名を知るものは少ない。



しかし、「ロータス・エリーゼ」というモデルは知っているだろう、、



そう「エリーゼ」は、彼の孫娘の名前だ、、。




そして、「ブガッティ・アウトモビリ」倒産後、その技術者が作った会社



が、ご存じ「パッガーニ」である。



「EB110」の評価は年々高まり、2019年のオークションでは、



2億5千万円ほどで落札されていた。




「BUGATTI」の商標は、98年に「VW」がGET



「ヴェイロン」を売りだすわけだが、




このクルマも「EB110」も、本家「ブガッティ家」とは なんのゆかりも



ない。「BUGATTI」の商標を持つ車が「ブガッティ」なのだ。




つまり〜




当「T55」も正しい「ブガッティ」なのである。











当個体の お話:





1990年モデル  (国内2008年登録)




フランス本国仕様 左ハンドル




自動車メーカー「デ・ラ・シャペル」社の車であるから



車検証上名も「デラシャペル」






走行距離: 13.874km!




当然ながら、やたらとキレイ。






本家「タイプ55・スーパースポーツ」のオマージュモデル。



かなり似ているが、本家のには、左右ドアさえない。



コーナーで振り落とされるので、ドア付きとなる。



(オプションで、ドアなしもあったが)




実に好くできている。



なんちゃってレプリカモデルとは次元が異なる。




フレームから設計され、ボディは「ファイバー」ながら、分厚く頑強。



Fウインド・サッシや給油口などなどは、アルミの削りだし、



完全ハンドメイド。




足回りも すんごくて、「ベンチレーテッド」の4輪ディスク・ブレーキで



リアなんて「猫足ジャガー」のように、「ツイン・サスペンション」!





ちゃんとした老舗自動車メーカーのクルマである。




新車時価格:ベースで「91.470ユーロ」 *約1150万円



で、これに有料オプションで 各種「エンジン」



他、前述の「有料オプション」が加算される。




当個体のようにフルオプションとなると、2千万円くらいだったのでは



なかろうか、。








生産台数は「88台」説が有力で




当個体には、「No’ 66」のプレートが。*66台目の個体。




全ての「66台目」か、シリーズ3の「66台目」かは謎。



「シリーズ2」は、18台だけらしいが。



このプレートは、ボディ左側面に張られている。



また、シリアルナンバーの末尾5桁 「90066」



90年モデル 66番




前述の推測のとおり、90年か91年モデルが最終だと思われる。




それにしても、わずかな台数しか生産していないのに、



ディテールが凝りすぎている。




例えば、有料オプションの





・「グランプリ・ホイール」



  本家デザインに似せたアルミホイールであるが、


  
  一体成型で、これは、相当なコストだ。


  
  しかも、「センターロック」だもの





・「ハードトップ」



  
  分厚いが軽く、2人で持てる。脱着は、リアに2ケ所のボルト(六角)


  
  フロントの3ケ所のフックでしっかりと固定


 
  走行時にミシリとも音がしないのには驚いた。




・「ブガッティ・ステアリング」




  この台数で、これ作っちゃ赤字でしょ




・左右の「窓スクリーン」



 ハードトップを装着したとき用



 あるとないとじゃ大違い。



 外側にはドアを開けるレバーがないから、スクリーンには「ポケット」



 があり(裏からファスナーで開く)、外から手を入れてレバーを引き


 
 ドアを開けることができる。 芸が細かい。




・「エアコン」



 コンプレッサー付きの であるから、「クーラー」ではなく、



 日本で言う「エアコン」である。有益。





・「ラゲッジ・キャリア」は、旅行にでかけるとき便利グッズ。



  
  おフランスのクルマであるから、アンティークの「ヴィトン」トラン



  クが似合いそう。









外装は、「ブルー」&「アイボリー」コンビカラー




この色分けこそ、「ブガッティ」だ。



本家の「タイプ55」と同じ色分けで、このカラー分けも存在した。



知る限りだが、「T55」は国内に、最低「4台」は住んでいる。



このカラーは、この個体のみのはず。





塗装コンディションも文句なし◎!




まず ひときわ目を引くのが、「ブガッティ型グリル」に燦然と輝く



「BUGATTI」エンブレム、本物である。








ロングノーズの美しいボディラインが、「タイプ55」を彷彿させる。




リアには、トランクルームまであり、容量もある。実用度高し。




全長:438cm




保管場所にも困らない。







内装は、「ベージュ」本革




当然、ドキレイ!




座ると分かるが、室内は十分な空間があり、決して窮屈じゃない。




ただし、ペダル部は、狭いので、ドライヴィングシューズ的な靴を履いて



乗るのが理想的だ。




メーター類は「JAEGER」製 アイボリーカラーが憎い。




速度計は、240kmまで




中央には「ガソリン」「水温」「油温」「油圧」「電圧」系が並ぶ。





この十字ステアリングも風情バツグン、重ステだが、ボディが軽いんで



最初、パワステかと思っていたほど、







「機関系」:




これが、ファイナル「T55」の最強バージョン




「アルピナB6 2.7L」直6・エンジンを積む。



1987年〜92年の間に製造された「210馬力エンジン」



「B6」で最高速は、「200km」に達したから、より軽量の当モデル



なら、もっと速いだろうが、、




ミッションもBMW製ゲトラグ5速MT、違和感がない。



4輪のディスクもBMW製と思われる。




熱対策も万全。




大型電動ファン、オイルクーラー、エアコンのコンデンサーは冷えやすい



フロントノーズ下に設置されている。





専用「工具バッグ」も必見!



中身(センターロック脱着工具、ウッド・ハンマー、ジャッキ、手袋、



幌の予備部品など)は新車時のまま、一度も使われていない(写真参)。



しかも新品状態とくる。




これは、リア・トランク内にしまわれている。











走られてみた:





まずは、「ハードトップ」装着のまま




セルを回すと、90年アルピナ・エンジン(完全インジェクション)、



いともあっけなくエンジン始動



アクセルレスポンスの良さは、そりゃアルピナ、ビュンビュン タコメー



ターが跳ね上がる。



トルクも十分で、クラッチ操作もイージー。



誰にでも運転できる。




加速感はスリル満点、こりゃ楽しいわっ




走ってみて驚きまくったのが、その「乗り心地」!



「モーガン」のようなクラシックカー的乗り心地かと思っていたが、



裏切られた。



ガタピシ感など まるでなし、凸凹道でも同じ、安定感、ボディ剛性、



ともに素晴らしい。



「ハードトップ」もミシリともいわない。



まんなクーペ。



安心して加速して、安心してコーナーを攻めれる。



1930年代のボディを纏った狼。




お次は、「ハードトップ」を外して、



このとき、はじめてハードトップを外してみたのだが、



その美しさに



思わず 息をのんだ、、。




走れば、水を得た魚の如し。




オープン最高!



なにが良いって




前方の視界に入るクロムのヘッドライト、



真横まで伸びるサイドスカート(ステップ)、



トップ・オブ・ザ・スカイ、、




完全なるクラシックカーの風景



ドアは大きく円を描き えぐられ、ちょうど左肘がのる。



そのフィット感たるや、近年の車では体験できない。



「モーガン」の高級版といったところか、





はっきり言って、凄い。




こんな名車があったとは、、




それに、世界は、まだ気が付いていないようだ。



「ガルウイング」のレプリカなんかもそうだが、世界じゃ高騰の一途、



「本物」が数億、数十億円などとなったモデルの よくできたレプリカは



どれも、どんどん価格高騰、



どのみち「本物」なんて乗れたもんじゃないから、本物持ってるオーナー



たちも 乗るために、よくできたレプリカモデルを買っている。






そして、当「T55」は、レプリカでない。



オマージュモデルで「本物BUGATTI・エンブレム」を持つ。





「デ・ラ・シャペル」社は現在も存続しており「ホームページ」もある。



1990年には、「T55」の4人乗り「ツアラー」や、名車「アトランテ」の



オマージュモデル「57S」などを発表したが、



すぐに「BUGATTI」エンブレムは使えなくなったから、生産台数さえ



不明。



元々、この会社、1979年から始めていた「キットカー」で飯を食べて



いたようだ。「タイプ55」や「BMW507」などの名車の6分の一サイズ



の子供が遊ぶ車、これは、3千台以上販売している。



1996年には、完全なる自社デザインの「ロードスター」を発表したが、



販売に漕ぎつけた節がない。



そして今は、



世界中のユーザーからの「特注車」を製造して生き残っている。



やはり、この会社で後世に残る傑作モデルは、



この「T55」だけであろう。






走って良し



愛でて良し




本家「タイプ55」をデザインした「ジャン・ブガッティ」は、



1932年当時、若干 23歳 



若き天才「ジャン」も、この「T55」を きっと褒めてくれるに違いない。




実は歴史残る隠れ名車





「一時預かり人」募集〜!











まずは、お写真、怒涛の「144枚」を ご参考に↓