株式会社シーザートレーディング
TEL.042-480-2222 (営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12
AUTO MAKER | FERRARI |
MODEL | 412 |
YEAR | 1987 |
EXTERIOR | BLUE SERA (ブルー セーラ) |
INTERIOR | BLUE LEATHER (ブルー レザー) |
PRICE \¥ | ASK |
MILEAGE | 7.777km |
AMMENITIES | ヨーロッパ仕様 新車並行 左ハンドル 法人2オーナー 水冷V型 12気筒 DOHC 4942cc 3速フロアAT 全長:481cm 全幅:179cm 全高:131cm 車両重量:1920kg 定員:4人 装備: パワステ、パワーウインド、パワーシート、エアコン、他フル装備 内外装機関共に、稀にも見ない超極上車。 車検:車検2年付き渡し |
COMMENT | フェラーリ 「412」 発見! 走行、7.777kmとは、、まったく、、、世の中には 信じられない 個体が存在する、、 「412」、、「通」好みの相当に渋いフェラーリである。 北米市場を狙ったフェラーリの伝統的「4人乗り」モデル・ラグジュエリーGT。 デザインは、もちろん、「ピニンファリーナ」 フェラーリでは、いままでにない直線的デザインが 印象的である。 初期モデルは、1972年デビューの「365GT4 2+2」 このモデルは、「デイトナ」のシャーシをベースに、 エンジンもデイトナ同様、同じ 排気量(4390cc)のエンジンを搭載していた。 (ただし、デイトナは、352馬力、、こちらは、320馬力) 事実上、デザイナーは、「デイトナ」の4人乗りをイメージした:と語っているから、 このモデルは、間違いなく「デイトナ」の血脈を継ぐモデルである。 *「365」というモデル名は、ご存知のとおり、1気筒当たりの排気量 つまり、365ccX12気筒=総排気量:4390c端数は省いて「365」ってわけ。 だから、同じ排気量の「デイトナ」も モデル名は、「365」が最初に付く 「365GTB/4」。 初期モデル「365GT4 2+2」は、 1976年に「400GT」にマイナーチェンジ :内外装の若干の変更に加え、排気量 が4823ccに、馬力は 340馬力にUP。 79年には、キャブからインジェクション仕様となり、「400i」に、 扱いやすさは増したが、替わりに、310馬力にパワーダウン。 このモデルから、「オートマ」が フェラーリ史上初の オプション設定となった。 ATトランスミッションは、GM社製 「ターボ・ハイドラマティツク400型」 通称 :GM400型 このビッグブロック・エンジン専用とも言える屈強なATは、ロールス・ロイスのSZ 系と同じである。 そして、「4人乗り」フェラーリのユーザー層の多くが 「AT」を 選択することになる。 85年 このボディデザインの最終モデルとなる「412」に進化。 外見は、「400i」とは似ているが、、実は各所で異なる。 ・トランク容量を増やすため、トランクラインを高くした。 ・ホイール・デザインの変更 ・フロントスポイラー・デザイン変更 ・バンパーがボディ同色に ・サイドシル パネル・デザインの変更 ・ウインカーが透明レンズに ・フロントとサイドのウインド周りにブラック・ブレートが、 と、比べてみても、このとおり、、、全体には、一回り 大きくなったような印象を受 ける。また、このモデルから、「ABS」が標準装備となった。 「412」、このモデル名も、1気筒当たりの排気量を表している。 *「ウィキペディア」では、「412」が最後の1気筒当たりの排気量をモデル名にした 、、と書かれているが、それは間違いで、92年発売の後継モデル「456」も、1気筒 当たりの排気量をモデル名としている。 「412」は、4942cc、、パワーは、340馬力に戻した。 V型12気筒 4942cc、、これは、かの名車「512BB」と同じ 同じ Kジェトロニック・インジェクションの「512BBi」とは、パワースペック(3 40馬力)まで、同じなのである。 また、ほとんど 同時期に販売されていた「テスタロッサ」とも排気量は 同じ。 (テスタは、390馬力だが、、) 新車時の販売価格 ・328GTB 1515万円 ・328GTS 1552万円 ・モンディアル・クーペ 1650万円 ・モンディアル・カブリオレ 1770万円 ・テスタロッサ 2420万円 ・F40 4500万円 ・「412」 2400万円 上記のとおり、「412」は、「テスタ」と ほぼ同額の高額モデルであった。 ここからは、個人的見解 1972年から 89年までの長きに渡って生産されたモデルであるが、個人的には、 「412」しか興味がない。 もっとも、完成度が高く、安心して乗れるし、パワーもある。 このモデルは、ネオ・クラシック フェラーリ、古いデザインに、おやじ心を くすぐられる。 だが、いつ壊れるか、、ドキドキしながら乗る・・なんて趣味はない。 あくまで優雅に 普通〜に乗るのが「AT フェラーリ」の醍醐味。 つまり、高年式モデルのがよい。 だから当社では、このデザイン・モデル、「412」しか 過去に扱ったことが無い。 おそらく、今後も びっくりするほどの個体でもない限り、扱わない。 ロールス屋的に言うなら、 このモデルは、ロールス・ロイスの「カマルグ」みたいなもの、、 「カマルグ」は、1975年から87年まで生産されたが、中でも79年以前の前期モ デルは、ほぼ扱わない。後期型が 好いに決まっているからだ。 さらに、高年式になればなるほど 好ましい。 *「カマルグ」もピニンファリーナ・デザイン、GM400型・AT、、、正直、、 似ている。 そこで、当個体 87年モデル・シリアルナンバー、87年2月登録 ヨーロッパ仕様の 新車並行車である。 法人2オーナー 2社共に、私も知る有名お金持ち企業で、当時から多数の車を所有している。 この走行距離も あの会社なら、うなずける。 走行距離は、私が都心から、車を自走で走らせ会社に戻った時には=入庫時、 「7.773km」であったが、テスト走行で あえて 4km増やして、ジャスト 「7.777km」にした。 もっとも、車の入れ替えなどで、すぐに 7.778km以上になってしまうが、、。 驚かさせるのは、そのコンディション、、 いかに走行距離が 7千キロ台としても、よほど好ましい保管条件が揃っていなければ 、こうゆう状態では残っていない。 外装も内装も 素晴らしいコンディションだ。 機関系にも、随分、お金が掛けられているようで、 7.000km位・走行時に、某ディーラーで、ミッション・オーバー・ホールを含む整備 で、300万円以上をかけたそうだ。 現在も、絶好調であるが、まっ 機関系の調子などは関係ない、、どのみち、ご納車時 には、現在 気がついていないような箇所まで、徹底した整備の手が入るので、 万全となる。 目に見えない箇所は、当社のリスクなのだ。 まったくのドノーマル ホイールも、純正品 ホイール・センターバッジも当時もの、、 この「跳ね馬」、、当時物の「馬の目」は 笑っていない。 現在、入手できる純正・新品は、「馬」の「目」が笑っている(雑学)。 この純正ホイールにマッチする「タイヤ」は、今でも 新品で入手できる お勧めは、 「ミシュラン 240/55 VR415TRX」か、、。 外色:「ブルー・セーラ」、 「セーラ」は、イタリア語で、「夕方から夜」、、こんばんわ:は、イタリア語だと 「ボナ・セーラ」であるが、、その「セーラ」である。 つまり、「ブルー・セーラ」とは、、「濃紺」。 しかし、いかにも、伊達男イタリア人がつけそうな カラ−名である。 塗装コンディションも極めて宜しい。 「412」には、フェラーリ得意の「赤」は 似合わない。 「赤」は、入門編のカラーであるから、、渋い「412」には似合わない。 むしろ、「赤」以外なら、なんでもOK よしんば、この「412」が 初めて乗るフェラーリだとしても、、、 フリは、「もう 普通のフェラーリには飽きちまったぜ、、」ってな感じで乗っていた だきたい。 当「ブルー・セーラ」412、、洒落者には、ピッタリの1台であろう。 さて、 あとは、実車を ご覧いただくだけ、、であるが、わざわざ、当社まで 足を運んでい ただく前に 分かりやすく、、写真「56枚」を ご参考に ↓ |