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RollsRoyce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

ROLLSROYCEHEADLINE

ROLLS・ROYCE

 
  AUTO MAKER ROLLSROYCE 
  MODEL


CORNICHE U



  YEAR 1988'
  EXTERIOR DARK-SILVER & LIGHT-SILVER


(ダークシルバーメタ&ライトシルバーメタのコンビカラー)
  INTERIOR BURGUNDY・LEATHER



(バーガンディ・レザー)(幌は ブラック)
  PRICE \ ASK 
  MILEAGE 31.434mile = 50.294km
  AMMENITIES





本国仕様 新車並行 右ハンドル




V8 OHV 6.75L 3速コラムAT




全長:527cm



全幅:183cm


全高:152cm




重量:2280kg


定員:4人




装備:




電動オープン、パワステ、パワーウインド、エアコン、パワーシート、他





スペシャル・オーダー!




*サイド・ステンレスモール



*15インチ・アルミホイール



*ドア内張りウッド張り



*ピクニック・テーブル



*グローブBOX特注




国内には、




・HDDナビ・地デジ


・バックカメラ


・ETC車載器






ある箇所を除いて極上車!




車検:平成31年 11月14日



 
  COMMENT





ロールス・ロイス 



「コーニッシュU・スペシャル」











まずは、モデルの ご解説から、



「コーニッシュ」は、ロールス社のスタンダード・モデルではなく、傘下



のコーチビルダー「マリーナ・パークウォード」(以後、MPWに略)製



作のモデルである。




この手のコーチビルダー製作のモデルを「コーチビルド・モデル」と呼び



「スタンダード・モデル」とは分けて分類される。





ロールスロイスとベントレー(1931年に買収)の戦前モデルは全て



「コーチビルドモデル」、、つまり、ロールス社は、シャーシと機関系



(エンジン・ミッション・ブレーキなど)のみを販売する機械屋だった。




戦後(1946年〜)、ロールス社は、自社でもボディ製作を始める・・



これが「スタンダード・モデル」である。



ただし、自社製といえど複雑なボディ製作は、不可能で、近年まで「コー



チビルダー」に託すしかなかった。



1960年代までには、イギリスに300社以上存在していたコーチビルダー



の頂点にたったコーチビルダー、ひいては世界一と評されるコーチビルダ



ーが「マリーナ・パークウォード」社である。



この会社の作るボディは、「工業製品」ではなく「伝統工芸品」である。







「コーニッシュ」の名は、南フランスのモナコ近郊を走るコーニッシュと



呼ばれる湾岸道路の名に由来する。



地中海を望むリビエラ海岸の断崖沿いを走る「コーニッシュ」ロードは、



息を呑むほど美しい。



このロードを走るために存在する車が、「コーニッシュ」なのであるが、



それは、あくまでイメージ、、その辺りに別荘を持つ方だけに販売してい



たのでは、幾らも売れない、、。



重要なのは、そのコンセプト、、単に意味もなくドライブするだけで、



至福のときを与えてくれる車が「コーニッシュ」なのである。



だから、「コーニッシュ」に「使い道」など必要ない。



使い道などという次元とは関係ない「非日常」を楽しみための車なのだ。



極論をするなら、、、よしんば乗らなくても、所有している・というだけ



でも満足感を与えてくれる、、それが、「コーニッシュ」、



そんな車など そうあるもんじゃない。




「コーニッシュ」に低走行車が多いのも そのためだ。



たまの休みに海外旅行にでも行ってストレス解消するのと同じように



「非日常」を味わうことこそ最高の至福のとき・ではなかろうか、、。







「コーニッシュ」、その歴史は、




1967年に、4ドア・サルーンの「シルバー・シャドウ」をベースに



MPWによってコーチビルドされた「MPW・ドロップ・ヘッド・クーペ



」に始まる。



その後、マイナーチェンジと共に、1971年「コーニッシュ」の名称と



なる。



コーニッシュのシャーシ・エンジンは、基本的に、その時代の4ドア・シ



ョートボディがベースとなっているので、1967年から1976年まで



は、「シャドウ1」ベース



1978年から1980年が「シャドウ2」ベース、



1980年から1985年が、「シルバースピリット」の「キャブ」ベー



スである。



1981年までは、「コーニッシュ・クーペ」が存在したが、この年に生



産中止となり、以後、選択肢は、オープン・モデルのみとなる。






1986年には、「シルバースピリット」がキャブから「インジェクショ



ン」へ進化したのを きっかけに、室内のマイナーチェンジ(センターコ



ンソールがダッシュに繋がるなど)が行なわれ、「コーニッシュU」と



名称を変える。(USは85’〜)






1990年、更なる改良が行なわれ「コーニッシュV」、



1992年、幌のフル電動化と4速ATへの進化で「コーニッシュW」と



その外観を殆ど変えることなく進化し、1995年に惜しまれつつ、全て



の生産を終える。









当個体は、シリーズU 生産台数は
「1226台」




*以前は、「1236台」説が有力だったのだが、85年の「1.5」を除き、

 
 
 1226台説が世界標準となった。








では、「コーニッシュ2」の魅力を!




1. シリーズ中で、もっとも「足」として使える。



  その理由は:


   
  機関系がシンプルだから、



  シリーズ1の「キャブ」は、少々マニア向き



  シリーズ3になると「インフォメーション・パネル」が、余計な 



  お世話。



  シリーズ4になると、「フル電動オープン」が 余計な お世話。



  もっとも、維持しやすいのが、「シリーズ2」ってわけだ。


  
  これは、ちょいと詳しい方なら、周知の事実、、だが、問題は、



  「シリーズ2」日本には少ない ってこと。 


  
  シリーズ2の時代、まだまだ、日本はバブル道なかば、日本に一番多



  い「コーニッシュ」は、シリーズ3なのである。







2. 「作り」に気合が入っている。




  ロールス社自身も忙しくなるのは、89年の終わりごろから、



  例えば、当88’コーニッシュの「グリル」の「エッジ」を見ると好い



  とがり具合がハンパじゃない。



  ファンタム6のグリルを彷彿させるほど、、。


  

  60年代の「作り」を残すコーニッシュは、各担当職人に十分な時間を



  かけさせた方が良いものを作るに決まっている。






3. 乗って惜しくない。




  現時点で「コーニッシュ」は、後期型になればなるほど希少性を増す





  シルーズ「3.」「4」の極上個体は、もはや、コレクターズ・アイテ


  
  ムとなっている。


  
  そうなると乗るのも気が引ける。



  その点、「2」は、「1226台」、数もある。実際、「3」「4」を



  所有し、普段用に「2」を  なんてツワモノも当社の お客様には



  実際に数名存在する。
  



  注)これは、あくまで現時点での話し、将来は、クラシックカーの


   
    セオリー通り、年式が古いほうが逆転して高額となる可能性は


   
    高い。










さて
 当個体の お話







以前 当社で販売させていただいた 「シーザー認定・中古車」。



本国仕様 新車並行 右ハンドル



まさにバブルなスペシャル・オーダー物!




現在の走行距離:24.370km!




複数オーナーではあるが、当個体、随分以前より、当社の管理下にある



「認定号」なので間違いがない。





当個体、内外装共にオプションにも存在しなかった特注装備を誇る。




これほどの怒涛の特注物が、実は 激安 なのであるが、その理由は



のちほど。
















それでは、下記より写真と共に 更に詳しく解説させていただく





では、怒涛の写真89枚と共に  ↓












   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   






外装は、「ダーク・シルバー」と「ライト・シルバー」のコンビカラー!



幌は、「ブラック」






濃い目のシルバーメタと淡いシルバーメタのコンビカラーであるが、



ボディ全体は、オールペイント済み。



当時の「ラッカー塗装」は、長持ちしない場合が多いので、誰かが生贄に



なり、「ウレタン鏡面塗装」にオールペイントする というのが、



ロールス乗り の宿命なのだ。




オリジナル・カラーは、現在のボディ下部「ライト・シルバー」だ。



コンビカラーは、オールペイント時に施されている。



現在でもキレイな塗装面であるが、これは「ウレタン」の恩恵。






ボディ下サイドには、ステンレスモール!



これが、相当に効いている。



ホイールも「カマルグLTD」などで採用された15インチ・アルミに



変更されており、ステンモールと合いまって、実に風情がよい。





さてさて、当個体が 激安 な理由は「幌」にある。




オリジナルのまま「エバーフレックス」製を残すが、この幌の



リア・スクリーンにキズがある。 これがマイナス・ポイント。



お写真でも お分かりの通り、その箇所に透明スクリーンを上から張り、



実際の使用には問題ない(雨などでも)ようにはしているが、、。



遠め目には分からないレベルなのだが、近くで見ると、、分かる。



で、美術点減点 = 激安!



そんなわけで、乗るには関係ない箇所。



リア・スクリーンが曇ってしまっていて、ほとんど見えない ような個体



が多い中、当個体、ぜーんぜん見える、視界は良い。




そんなわけで、当個体、じゃんじゃん お乗りになりたい方には、むしろ



好都合な1台!




因みに




スクリーンだけを張り替えることは可能だが、その作業のためには、幌



全体をボディから脱着する必要がある。



つまりは、コストが合わない。 その作業をするときは、幌全体を張替え



るときがベストなのだ。



お写真の通り、当個体の幌、張り替えるには、まだまだ、もったいない。



その時期が来るまで、このまま「激安」で お乗り頂くのが良いと判断。




時期が来るころには、当個体の価値(=コーニッシュ全体の価値)も



上がっているだろうから調度良い。






もちろん、幌の開閉は絶好調!




幌を開けるには、2ケ所のラッチを手で外し、センターコンソール上にあ



る開閉用スイッチを押すだけ、、



スイッチを押してから完全にオープンになるのに「7秒」、



閉まるのにも「7秒」、、(当個体調べ)。



この「幌」、、オープンカーの中でも、もっとも「お金」が掛かっている



と思われる、



幌の厚みは Cピラーにあたる箇所では10cm以上、一番薄い部分でさえ



5cm以上ある。




外張りは前述「エバーフレックス」のレザー風ビニール、内張りは、超の



つく高級服にでも使いそうなフランネル、、更に中には、ぶ厚い防音断熱



材が入っている。





リア部分ボディ側(見えない箇所)やリアスクリーン上部角には、宮大工



の職人さんが作ったような1台合わせ、三次立体の樫の木が使用され幌を



留めている。



1960年代から変わらない造作(細かいディテールは年式で異なるが)



クラシカルな「コーニッシュ」にはベストな素材と作りこみである。




この「MPW」師匠 渾身の「幌」を寸分違いなく張り替えることができ



る業者(職人)は、世界にも少ない。



無論、弊社は、寸分なく できる。



当個体でも、そのとき が来たら、実力をお見せしよう。








ロールス(コーニッシュも)は、維持するのに、想像するほどのお金はか



からないが、事故やイタヅラが恐い、、、幌でも裂かれたら大変、、



で、車両保険ご加入をお勧めする。






コーニッシュを「シルバーシャドウ」の2ドア版と思っていらっしゃる方



がいるが、それは大きな間違いである。




「シルバーシャドウ」は、ロールス社自身が製作したスタンダード・ボデ



ィ、、「コーニッシュ」は、「マリーナ・パークウォード」が製作した



「コーチビルド・モデル」、、デザインは似ているだけで、どのデザイン



箇所にも接点はない。



フロント・フェイスが特に似ているが、良く見比べれば、フェンダーの



カタチからして異なる。



コーニッシュは、先端が丸くなっているが、シャドウは尖っている。





「コーニッシュ」唯一無二な存在なのである。





   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 



内装は、「バーガンディ」レザー。





もちろん、オリジナルのままの「コノリー」レザー。



染め色には、経年変化が見られる箇所があるにはあるが、「革」自体の



状態は、極めて宜しい。



これは、このまま で、あと数十年は持つだろう。





当個体、、内装の特注も、大騒ぎっ!




フェイシア・パネルもドア内張りもピクニック・テーブルも「バーズアイ



メイプル」。



この「ドア全部ウッド張り」は、特注だ。



グローブBOXの特注物は、この個体でしか見たことがない。



当初「TV」が埋め込まれていたが、現在は、「カロ」のHDDナビ&



地デジTV& バックカメラ連動に交換。 有益。




ステアリングは、室内ウッドの色に合わせ「モトリタ」に変更。









お約束のコノリー社製・最上級品レザーを十数頭分使用して張られている




1995年に、ロールス社を訪問した際(コーニッシュの最後の作りを見



学するために)、革を裁断するところ、ミシンで革を縫うところ、張ると



ころも実際に見てきたが、、各、専門の職人によって行われる その作業



は、正に感動ものであった。






コノリー社がロールス社の厳格な注文に答えるために作ったとしか思えな



い最上級レザーは、革のキズのもとになる「牛バエ」が少ないという意味



と有刺鉄線で牛にキズがつかないように、石垣で囲まれたスカンジナビア



半島の牧場で、革をとることをメインに飼育された巨大な牛の革、更に、



その中でロール社献上用に厳選された品だ。




そのため、同じコノリーレザーでも、ピンキリ、、他メーカーでも、コノ



リー社の頂点ブランド「オートラックス」を使っていたモデルがあったが



ロールス社に納品されるのは、その「オートラックス」シリーズの中でも



最上級「10%トップ・グレード」という特急品。






当時のロールス社は、1mmのキズでも革についていたら使わない。



戦後、ロールス社が自社でボディ製作を始める際、コノリー社が選ばれ、



ロールス社にレザーを納品しにいった。結果、




500枚中499枚が返品された・いう逸話がある。



そこから、コノリー社は、ロールス社の注文に答えるべく、最善の努力を



重ねるわけであるが、、



革作業場で、ロールス社広報の方に聞いてみた、



その話は本当ですが??



答えは「それは昔の話、、いまコノリー社は、そんな失礼な品は最初から



納品しない」、、なるほど、、。



巨大な革の 中心部しか使用しない、、当初、「十数等分の革を」、、は



マユツバものかと思っていたが、実際に作業工程を見た後の感想は、、



「これでよく、十数等分の革で足りるな、、」。



当時は、16〜18頭 1台に要するとされていたが、



現在なら、当時のような巨大な牛は 育てていないはずであるから、それ



以上の頭数を要することになる。







2002年末、コノリー社が自動車メーカーへの革供給をやめてしまった



現在、この革が張られた車が 販売されることは、、もうない。





   
   
   
   
   
   
   
   
   
   



V8 OHV 6747cc 総アルミ合金製エンジン






もはや伝説のアルミ合金製ハンドビルド・エンジンであるが、このエンジ



ンの屈強さは、専門店の当社が一番良く知っている。



機関系の心配をする日本人は多いが、




・それをアメリカで言ったら、 「笑われる」



・それをヨーロッパで言ったら、「バカにされる」



・それを英国で言ったら、   「怒られる」




日本は、ロールス後進国なのだ。




世界の共通常識として、




イメージとしては、ロールス・ベントレーは、アストンの2グレード上、



ジャガーの5グレード上の車である。




使っているビス1本から値段もクォリティも遥かに上だ。









「シリーズ2」は、それまでのSUツインキャブorSOLEXのシング



ルキャブから「ボッシュ」製インジェクションとなった。




これにより、夏場の「オーバーヒート」「パーコレーション」の心配は



格段に減った。




そして、メンテも、はるかに楽になった上、流通価格が安価(費用対効果



にも)であるから、もっとも、お気軽に乗れるのが「シリーズU」であろ



う。













*コーニッシュU・HOW TO試乗記





弊社で販売するクルマたちは、全車私自身が試乗した上で: である。




「コーニッシュ」は世界でも有数の台数を扱ってきたが、




このモデルは別格なのだ。




30年前から、一度も 飽きる ということがない。



むしろ、毎回、乗るたびに好きになっていく。



乗るたびに、これほど ドキドキするクルマは極めて少ない。






「コーニッシュ」は雨に日に乗るクルマではない。



幌の飾り骨が「木」であるから、そこが腐りやすくなるから。





さてっ 晴れたことだし:



一体で成型された丸みのあるMPW得意のドアノブのボタンを押し、ドア



を開ける・・ドアの厚みは18cmほどもあり分厚いが、ドアはアルミ製



(開閉部は全てアルミ製)、思っているほど重いものではない。




開けるときは、普通に・であるが、閉めるときには、ロールス流の流儀が



ある。



「6インチ」という指示であるから・・およそ15cm手前から、手を添え



たまま、押すように閉める・・である。



ドアの閉め方を見ると、正しいロールス乗りであるか即断できる。




これが、メルセデスのドアを閉めるがごとく、凄い勢いで、バンッ・・



なんて閉めるようでは、よろしくない。



かっこも悪いが、アルミが振動してドア内部のロッドが外れたりなんかし



て、壊してしまう場合がある。



あくまで、やさしく・・カチャリと閉める・である。




キーを右に廻す・・まだ、セルを廻してはならない・・約3秒ほど待って



からセルを廻す(この間に燃料ポンプからガソリンを送る)、、



「シーリズ3」は、この作法が絶対的に必要であるが、シリーズ2では、そ



こまでシビアではない。



しかし、この3秒が待てない方は、ロールス乗りには向かないと思ったほ



うがよい。







エンジンをかける、、



キュルキュルとセルモーターが回って6747ccのV8エンジンが目覚める。



インフォメーション・パネルのランプがサイドブレーキのランプ以外、全



て消えるのを待つ。油圧を溜めているのだ。



消えるまでは、油圧の圧が溜まっていない。



夏場で、ものの1分ほど、冬場で3分ほどだろうか、全て消える。







音は、、今となっては、決して静か・とは言えない。





大体、ロールスのエンジンは静か・と言われていたのは、直列6気筒まで



の時代の話、、V8エンジンになってからは、静か・が売りではなく



「好い音」が売りだ。



この快適な「音」のお陰で、音楽なしでも、飽きずに車を走らすことが出



来る。



GM400型の3速AT、屈強な上、トルク感満点、フェラーリの「412」




などにも使われた当AT、出足も悪くない。




幌クローズで走行、、3重構造の分厚い幌は、イギリス車にありがちな



傘程度・のものではない・・バタつき感もほとんどない。




エンジンがかかっていなくてもオープンにすることはできるが、バッテリ



ーの減りとモーターの負担を考えれば、エンジンがかかっている時にオー



プンにしたほうが良い。




2ケ所のフックを外し、オープン用スイッチを押す、スイッチを押してか



ら、ものの7秒ほどで幌が完全にオープンとなる。





オープンにするときのコツは、スイッチを押しながら、手で少しだけ幌を



上に持ち上げてあげること。



スムーズにオープンになるし、なによりモーターへの負荷が軽減され



、モーター自体の寿命を延ばす。



最初の30cmくらいを持ち上げるときにモーターの負荷は最大となる。



閉めるときも最後は、少し手で支える、、これは、幌のフック(留め金)



でボディをキズつけないようにするため。






オープンにして走り出す。




うーん、やはりコーニッシュは、オープン走行が堪らない、、。



風の巻き込み具合は、まぐれ・であろうが奇跡的に絶妙だ。



オープンカーは数あれど、コーニッシュならではの、この感覚が味わえる



車を他に知らない。




シリーズUの足回りは、同年の「シルバースピリット」と同じであるから



ターボRのように硬くは無い。



フロントは、ダブルウィッシュボーン、リアは油圧(ロールス社的には



ガスショック)、、ドイツ車とアメ車の中間くらいの硬さ。




90年のシリーズ3になると 89’ターボRの足回りとなるので、少し硬く



なるのだが、シリーズ2は、実に優雅な走りをする。



これは、まさにクラシックカーだ。





コーニッシュに「オートライド」=自動車高調整機能が付くのは1994



年である。



とは言え、決して、怖いほどにフワフワしているわけでない。



ボディが重いので安定感バツグン。



短距離でも長距離ドライブでも快適、、日常の足でも問題なし。



タイヤは235サイズで細身、タイヤが路面の音を拾うのも気にならない。




ロールス社の取説には、空気圧をF:1.7bar,R:2.0barと指定し



てある、、それは低い、、乗り心地が良いに決まっているが、今の高速走



行時代、、タイヤの性能も向上したことだし、もっと高めに入れておい



ても何の問題もないし、安心。







ハンドルのキレがよく、着座位置が高いため、目線も高く、いたって乗り



やすい。



グリルに鎮座するフライングビーナスが、好い水先案内人だ。





雅子様と皇太子様のロイヤルウエディングのときは、コーニッシュ(91



年)がパレードに使用されたが、、やはり、コーニッシュは完全にオーナ



ードライバーズカー、、オーナー自らハンドルを握る、、そのためのモデ



ルである。



2度とパレードに使うことはあるまい。







1960年代を そのままに残す「コーニッシュ」でのドライブは、忙しい



日常から異次元空間にタイムスリップしたよう。




都会を走行しながら、街の喧騒から かけ離れた世界が、そこに広がる。







車好きには、2通りの人間が存在する。




「コーニッシュ」に乗ったものと、そうでないもの、、である。





それは、人生において




大きな意味を持つ。