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Rolls-Royce Bentley Specialist

株式会社シーザートレーディング
TEL.
042-480-2222 (
営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12

BENTLEY HEADLINE

TURBO R

 
 AUTOMAKER BENTLEY  
  MODEL TURBO R
  YEAR 1990
  EXTERIOR BALMORAL GREEN


(バルモラル・グリーン)

  INTERIOR BLACK


(ブラック・コノリー)
  PRICE \ ASK
  MILEAGE
92.953km
  AMMENITIES


ディーラー車 右ハンドル  


  




V8 OHV 6747cc  3速コラムAT ターボ E/G




全長:528cm


全幅:189cm


全高:148cm


重量:2300kg



定員:5人





*装備:



Fパワーシート(シートヒーター+メモリーシート4人分+ランバーサポート付



き)、当時のカセット・プレーヤー、他フル装備





オプション装備




*メッキ・グリル




*ピクニック・テーブル


 



・ETC車載器






内外装・普通、機関・自社認証ファクトリーにて「240項目・点検・整備」





車検:平成29年5月27日までに付き(車検2年付き渡し)


 
 




ベントレー「ターボR」





ご存知、



ロールス・ロイスとベントレーの生産比率(オーダー数)を逆転



させた伝説のホームラン王「ターボR」!






1965年から1980年の間に生産されたロールス・ロイスの



4ドア・サルーン(シャドウ系)は、「30.057台」、これに対し



、ベントレーの4ドア・サルーン(Tシリーズ)は、その10分



の1にも満たない、僅かに「2.289台」であった。






誰もが、もはや、ベントレーブランド自体を忘れそうになってい



た。




おそらく、日本でも「ターボR」発売以前に「ベントレー」とい



うブランドを よく知っていたのは、一部のエンスーな方だけで



あったろう。



この絶望的な生産比率を逆転させる奇跡の原動力となったのが




「ターボR」。



只者ではない。





ターボRの原点は、1982年に発表された「ミルザンヌ・ター




ボ」から始まる。



82年から85年の間に生産された、このモデルは、キャブ車の



ターボで、正直、よろしくない。




トータル516台(520台説も有)生産されたが、今となっては、



当社も扱わない。




85年からは、名称を「ベントレー・ターボ」とし、インジョク



ション式のターボ付きとなるが、本当の快進撃が始まるのは、



1989年式モデルから、、





この年、エンブレムが「ターボ」から「ターボR」に、、




「ギャレット・エアリサーチ」社製のターボ・タービン、



外装を大型エアロパーツで武装、ヘッドライトが丸め四灯(以前



はロールスと同じ角目)、グリルはボディ同色となる。




シートはバケットシート、タイヤは、ロールスの235サイズに対



し、255サイズ、サス、ショック共に「硬め」、ステアリングは




「重め」、馬力などのスペックは、相変らずの伝統で非公開の




「必要にして十分」であったが最高速度は軽く200kmを超える



明らかに、ロールスとは違う、スポーツサルーン



オーナードライバーズカーであることを強調。



しかも、時は、正にバブル絶頂期!




これが大ホームラン、名門「ベントレー」ブランドを見事、復活



してみせた。





1989年、ロールス社は年間生産台数が3000台を超えた



(3254台)。




1990年には、更に、内装造作が、より豪華に、足回りは、




「オートライド」システムに、、自己診断機能付きインフォメー




ションパネル採用などなど、大掛かりな改良が行われ、シリーズ




2へ進化、これが当車両、、




実際にベントレーがロールスの生産比率を超えたのは、この



1990年のことである。




これは「ベントレーS1」以来、実に45年ぶりの快挙であった。



この年のロールス社の年間生産台数(3274台)は、89年を



も上回り、ベントレー全盛期を迎えることになる。





90年当時のディーラー新車価格は、




ベントレーターボR  3100万円(税別)



ベントレーラーボRL 3400万円(税別)



R・RスパーU    3050万円(税別)



R・RスピリットU  2750万円(税別)







この価格設定からも、ロールスよりベントレーの方が高級、、



のイメージができあがる。





89年から91年にかけては、日本もバブル景気の全盛期、、



多くのベントレーが輸入されたが、、、




流石に時間が経ってしまった、、近年では、この年式の極上個体




のR・R&ベントレーは、ほとんど、見なくなった。




車自体は頑丈なのだが、中古車の流通価格が安くなりすぎて大切



に扱われなくなったのが、最大の要因であろう。




今や当社の仕入基準を満たす個体は、10台見て1台くらいあれ



ば多いほう、、




仮に当社仕入れ基準の点数を、あと20点下げるなら、多くの90




年前後の個体を仕入れることが出来るが、、その個体は売らない



ほうが良いし、買ってもならない。












さて、当個体の お話





90年式(90年登録) ディーラー車の右ハンドル




右ハンドル ってのが当個体のウリだ。




90年の新車当時、購入された方の90%は、左ハンドルを選択した



その理由は、若いうちから外車に乗り(左Hの)、いまさら、右



ハンドルには怖くて乗れない、、から。



当時のディーラーさんは、売れそうな色合いの個体なら、客から



オーダーがなくてもカラで発注したものだが、、



右ハンドルをカラでは発注してはいなかった。



だから、当個体もオーダー物。




「メッキ・グリル」に、ショートボディではオプションだった



「ピクニック・テーブル」を選択しているのはセンスが良い。





走行距離:92.953km




普通に走行距離が伸びているが、この個体を扱う理由は、




以前弊社で販売させて頂いた元「シーザー認定中古車」だから。



よって、機関系は安心。




今回の入庫後、流石に外装のクラックが目立ったので、そこは、



ボランティア活動で塗装リペアした。




もち、ラッカーじゃなくてウレタン塗料を使っているから、今後



の管理は楽。




これで、外装もOK。






内装は、オリジナルのブラック「コノリー」であるが、



これも、このままで十分キレイ、OK。




問題は、、ウッド



クラック箇所が少々ある。



リペアするのは技術的に まったく問題ない が、



へたにコストを掛けて販売価格を上げるより、この個体は、



なるべく安価に販売したい。



で、とりあえず、ウッドは、そのままで販売車とする。



ご購入された方がリペアされたいようなら「お見積」を取ろう。








当個体の最大のセールスポイントは、



冗談のように安価な販売価格なのに、



冗談のように高価な整備が施される ってこと。




弊社自慢の自社認証工場の職人には、販売価格など知る者は



いない。





つまり、3千万円の車でも2百万円台の車でも、同じ




怒涛の「240項目・点検・整備」が施される。





これをやっている業者は世界に無い。




あるわけない。 だって赤字になるもの。




では なぜやるか?




それは、うちが「一時預かり人」だから。




商売の前に、いちロールス&ベントレー・ファンでありたい。




だから、この世界の掟 「一時預かり人の任務」を果たす。











ただし、




1km走行当たり:100円




1000kmで、10万円




の消耗品交換予算が もったない(高価すぎ)と思っている方は




やめておいたほうがよい。




ロールス&ベントレーじゃなくても、どのメーカーの高級車でも




このくらいの保守予算はみておくべきであるから、最初から




乗らないのが賢明。 一生 指を咥えて見ていよう。








あとは、ご不明な点、ご心配な点等ございましたら、何なりと



お気軽にお問い合わせくださいませ。





「ロールス・ロイス」という車は、戦後 どの自動車メーカー



が、その牙城に挑んでも負けることはなかった。



メルセデスもBMWもジャガーもキャデラックも、所詮 格下に



過ぎない。





だが、1社だけ、ロールスを超えたブランドが存在した。




そう それが、「ベントレー」!




この「ターボR」こそが、その功績の立役者だ。





ディープな この世界の入門車にして、傑作。





「3100万円」の満足感は、今も変わりない。








まずは、写真54枚を ご参考に ご検討を↓